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不可能の代名詞

プレゼン つかみネタ帳001

【ネタもと】サントリーが発売開始する「青いバラ」
【使用場面】プレゼン導入
【言いたいこと】聴かなきゃ損なプレゼンよ
【賞味期限】2009.12.24

【ネタ例】
皆さん、今朝の朝刊できっとご確認のことと思いますが、「不可能の代名詞」といわれる「青いバラ」がサントリーさんから発売されるという記事がございました。さすが、サントリーさんですね、少し前にはキリンさんとの大合併で世間をあっと言わせたかと思うと、今度は青いバラで世間を真っ青にさせるとは。なかなか、刺激的な会社でいらっしゃいます。
ところが、この青いバラのお話し、私のかなり曖昧な記憶で恐縮ですが、昔イギリスの園芸家が「なぜ青いバラがないのか」と問われて「それはバラは夢を与える花だからだ。青は造れないのではなく造らない。それが神様の差配というものなんだよ」と答えたと聞いたことがあります。なるほど、その当時がいつごろかはわかりませんが、同じ「できない」を伝えるにしても「神の差配」を持ち出すあたり、何か奥行きといいますか、懐の深さを感じました。
時代は超えて青いバラも実は人間の技術で可能になる、そういえばまもなくクリスマスですが、いつの間にか街を飾るイルミネーションも青色ダイオードが主役ですね。寒空に寒色のブルーは絶対に似合わないとの定説がいつの間にか逆転している。こう考えると、今回の青いバラの話題は、「不可能の代名詞」ということだけでなく、「常識の転換、非常識は常識化する」という含意もあるかもしれません。
本日、私どもが行わせていただくプレゼンも、この青いバラにあやかり、貴社の不可能を可能に、これまでの業界の非常識を常識に一大転換する画期となることを念願して策定してまいりました。それでは、説明に入らさせていただきます…
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ウソつき!Tシャツは日本では売れない?

プレゼン つかみネタ帳002

【ネタもと】朝日新聞特派員メモ(ニューヨーク)
【使用場面】最後かな?
【言いたいこと】聞いて「なるほど」と思っても、すぐに記憶からは消えますよ
【賞味期限】2010.5.1~2010.9.31

【ネタ例】
新聞のコラムで読んだんですが、日本だと「おもしろまんじゅう」になるところが、ニューヨークだと「おもしろTシャツ」になるらしいですね。例えば、国会で「麻生太郎まんじゅう」が「鳩山サブレ」になるとか、日本は食べ物でムードに便乗するというか、悪乗りも食べ物で食べて消えればきれいさっぱりオシマイみたいな国民性があるんですかね。
これに対してアメリカはTシャツなんだそうです。オバマさんが国会で「ウソつき!」呼ばわりされると、もう次の日には「ウソつき!」Tシャツが出回ったりするらしい。凄いスピード感らしいですね。やっぱりそれを専門にしている企業とか個人とか、そういうものがあって、また大切なことは、それを受け入れてちゃんと着てくれるマーケットがあるということですね。そういう文化、批判的精神は食べて飲み込んだりしないぞ、形あるものに留めてしつこいくらいに憶えてるぞ、というような精神風土があるのでしょう。日本とだいぶ違うみたいですね。
でも、ここは日本。目新しさや一時の批判的精神も食べられて消えないと「おあとがよろしくない」のでしょうか。本日のプレゼン。少し刺激的な内容だったかもしれませんが、このPPTは消えてなくなりませんので、よろしければ、もう一度ゆっくりごらんになってください。もしよろしければ、Tシャツにプリントアウトして帰りましょうか?

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インターネットの父曰く

プレゼン つかみネタ帳003

【ネタもと】朝日新聞によるクラインロック教授へのインタビュー記事
【使用場面】最後かな?
【言いたいこと】完璧などあり得ない、私たちは謙虚さを忘れませんよ、ということかな。
【賞味期限】インターネットが崩壊するまで

【ネタ例】
長時間、私どものプレゼンにお付き合いいただき、ありがとうございました。貴社のニュービジネスに僅かながらでも資することがあれば、望外の喜びでございますが、最後に私どもの意思と覚悟を、「インターネットの父」と呼ばれるレナード・クラインロック教授の言葉に添えてお伝えできればと存じます。
教授曰く、「インターネットによるネットワークは巨大になりすぎてその振る舞いがカオスのように予測できなくなってきた。今は順調に動いているが、いつか突然、崩壊する可能性もある。でも、そこにどれほど近づいているのかがわからない」と。
万能と思える仕組み、時代の画期をなす発見、発明であっても、こと、人の繋がりの連鎖を前提にしたものは人智のコントロールを超えて一人歩きする、ひょっとするとそれは暴走しはじめ、悲劇的な結末を迎える危険性すらあるかもしれない、そして最も恐ろしいのは、それがどの段階にあるかすらも人間にはわかっていないものだ、という警鐘だろうと思われます。

ビジネスはすべからく人の繋がりを前提とします。私どもの提案にも私どもが想定している範囲を大きく超えて成長拡大する可能性がある一方で、同時に、その向こう側には大きな落とし穴が待ち構えているかもしれません。その危険性は我々の想像を遥かに超えているかもしれない。しかし、私たちはそのこと、私たちが気付いていない危険が常にあるのだ、ということを念頭に置き続ける、片時も忘れない、そういう謙虚さを持ち続けてご提案を実行してまいりたい、そう考えております。
貴社のニュービジネス構想に私どもの参画をご承認ご採択いただけましたら、ご提案の内容を着実に実行すると同時に、その内在する問題点を自ら発見し解決することにも全力を傾注させていただくことをお約束させていただきたいと思います。
本日は長時間、ありがとうございました。

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一般家庭って誰よ?

プレゼン つかみネタ帳004

【ネタもと】太陽光発電広告特集
【使用場面】データ使用前後
【言いたいこと】データでごまかしたりしませんよ、ってば
【賞味期限】とりあえず2009.11.1まで

【ネタ例】
…詳しいデータの前提は別添資料でご確認ください。
私どもが申し上げるまでもございませんが、各種データについては重々前提条件をご確認いただいたうえで比較ご検討されますようお勧めいたします。
今朝がたの新聞で2面抜きで「太陽光発電買取制度」の広告記事が載っておりましたが、ご覧になりましたですか?なかなか、あれだけの広告を打つとは、京セラさんや昭和シェルさんの気合いの入り方も半端じゃないようですね。11月1日からの新制度と新政権の発足は、あの業界への強い追い風になっているので、あの程度の広告も当然かもしれませんね。
ですが、あの記事にあった「新制度導入で設備導入コストの185万円は10年もたてば十分回収できますよ」ってグラフ、よく考えると、「ほんと、そんなに単純かぁ?」と???だらけなんですね。
そもそも10年間、故障修理メインテナンスフリーなの?自治体によって違う補助金って、じゃあうちはどうなのよ、そもそも、一般家庭の電力料金10年間で35万円って、それどこの一般家庭だよ、とまぁ、気がつくだけでも数々の突っ込みどころが出てきます。
そもそもデータ、というのはそういう危ういところがありますが、もし、そのことを知っていて意識的に眼をそらしているとすると、それはやっぱり問題ですよね。
ご安心ください。私どもはそのデータ、需要予測データについても、試算の前提を細かく書き添えておりますので、ひとつひとつご確認いただけるようにしてございます。もちろん、その前提が貴社の計画と乖離している場合には修正して再提示させていただくことも可能です。

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梅は南高梅。梅酒もそうでしょ。それがどうしたの?

プレゼン つかみネタ帳005

【ネタもと】キリンビールとメルシャンの研究結果
【使用場面】冒頭で
【言いたいこと】常識に囚われてませんか?
【賞味期限】2010.6、7くらいまで?

【ネタ例】
さて、いきなりですが、こんな囲み記事を見つけました。「梅酒に最適なのはどんな梅?」
どうでしょう。最近、ちょっとこじゃれた居酒屋さんとか行くと、梅酒置いてありますよね。それもいろいろ種類があって、「チョーヤのウメッシュ」だけじゃない。時々飲んでみるんですが、これが意外とうまい。香りですかね、梅酒のよさって。淡い色合いもいいかもしれません。
いやいや、梅酒を飲むという話ではなく、どんな梅をつかうといいか、ということでした。梅の種類ではありません。梅の熟度ですね。どうでしょう。
これ、ご自宅で梅酒を作られている方は大体、「青梅じゃ」と答えられるんですね。梅酒は青梅。条件反射です、一種の。ところが、キリンビールとメルシャンの研究では、熟して落果直前ぐらいの黄梅が甘みと香りが出ていい、というんです。桃のような香りがするらしい。
でもネットで「梅酒の作り方」とかご覧になると、ほとんど「青梅」と書いてある。常識になっている。
なぜでしょうね。
黄梅だと焼酎に漬けている間にふやけて梅の食べごろを逸すのかもしれない。昔の人は梅を味わうことを前提に漬けていて飲み物として考えていたわけではなかったからかもしれない。でもここではそういう梅酒自体を味わうということ以外の要因はちょっと横に置きますね。
事の真偽が問題なのではなく、私がちょっと気になったのは、「梅酒は青梅」と条件反射のように答える人たちのうち一体どれだけの人が黄梅も試して、その比較でおっしゃっていたんだろうか、ということなんです。
研究開発系の方にお話しを伺うと、実験や研究に際しては「常識」の排除にどれだけ腐心するか、という趣旨のことをおっしゃいます。ところが、ビジネス系、特にマーケティング関係の方とお話しをすると、かなりの確率で「過去に世の中に受け入れられたもの」のことから発想が始まる。逆なんですね。研究者は梅酒を極めるのに青梅を排除するところからスタートするのに、マーケティング理論家は青梅の種類を変えるところからからスタートする、南高梅の中でもどの産地の青梅がいいか、というように、青梅からは一歩も踏み出せない。そのくらいの違いがある。
マーケットにどのように受け入れられるかという考えに縛られ過ぎると、無意識のうちに成功の延長線を辿ろうとする。しかし、そのことがすでに常識の範疇内にあって、新たな発想を阻害しているということなんじゃないでしょうか。発想の手順を変えてみたら、ということに気付かせてくれる囲み記事でした。
さあ、そう言う意味で今日のプレゼンが皆さんの黄梅になるよう、気合いを入れて始めます。梅酒はしばらくお預けということで。

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28%の動向分析より72%の真因を探れ!

プレゼン つかみネタ帳006

【ネタもと】朝日新聞参院神奈川・静岡補選投票行動分析より
【使用場面】データ提示後
【言いたいこと】データってどうにでも読めるんですよ
【賞味期限】2010夏の参院選まで

【ネタ例】
さて、只今お伝えしたデータについて、私どもでの評価分析は申し上げたとおりでございます。この評価については、今回ご依頼の試験だけでなく、私共が過去に行った類似実験及び調査の結果も踏まえてのものでございます。
それでも、この評価には一定の留保もつけさせていただきたいと思います。まぁ、このような例示が正しいかどうか悩むところですが、最近の新聞各社における選挙動態分析なども、もうちょっと評価に留保をおつけになった方がよろしいんじゃないかと思いますねぇ。
今朝の新聞紙上には参院補選の出口調査が披露されておりましたが、「民主党は地盤を固めればほぼ当選が可能なレベルにまで地盤を固めた、無党派層頼みから脱却した」というようなコメントが付されておりましたが、これなどほとんどどんな感覚だろうかと思いますね。
投票率28%ですよ、神奈川は。どんな出口調査よりも、70%以上が棄権している、このデータの意味の方が大きいですね。朝日新聞さんは投票を棄権した有権者も出口サンプルと同様の投票行動をとると前提されているんですが、これたぶん大間違いですよね。それは肌で感じる感覚です。
そういうことなんですね。データと言うものは。肌感覚から離れたデータはどんなにひねりまわしても何も生まないんですね。
ですから、データとはそんなものだ、ということをお伝えしておきます。最近はかなり「データ至上主義」に偏りすぎるきらいがありますので、ひとこと申し添えます。私どもは「データがこうだから施策はこうあるべき」のような単純な結論は出しませんのでご安心ください。
それでは、次の項目に移ってもよろしいでしょうか?

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貴社の「バケメイタ」見つけます。

プレゼン つかみネタ帳007

【ネタもと】京大総合博物館による新種カレイの発見
【使用場面】イントロで軽ーく
【言いたいこと】思わぬところに思わぬ発見ってあるものですよ
【賞味期限】2010春先まで

【ネタ例】
本日は貴社合理化に資する提案プレゼンの機会をいただき、本当にありがとうございます。
新商品、新サービスの提供もさることながら、従来のビジネスプロセスを全て見直すという作業、行政では事業仕分けと言うんですか、そういうことってとても大切ですよね。微力ながら何かお役に立てないかと真剣に検討してまいりましたのでしばらくお付き合いください。
さて、今朝の新聞ですかね、科学面に面白い記事が出ておりました。「食用カレイ、実は日本固有の新種だった」というんですね。京大の先生たちが発見されたらしいです。学名は「プレウロンイクチス・ジャポニスク」といって、名前からして日本固有種ですね。でも、漁師さんたちは「バケメイタ」とか呼んでいて、味もメイタカレイの中では劣るらしいんです。あー、またバケメイタだよ、とかいってメイタの一種でできそこないと思っていたら突然日本固有種の稀種になってしまったわけですね。一夜にしてシンデレラボーイです。私の田舎でも、アサリのバカでかいのを「バカガイ」とかいって、アサリのできそこないのように言うんですね。図体はでかいが大味でイマイチという意味なんでしょうか。そういう「ハズレ」が「アタリ」になる、ってことですね。
実は今回の合理化案の策定にあたって、私たちは貴社のあらゆる事業プロセスに「バケメイタ」や「バカガイ」がないかを徹底的に調べるところからはじめました。日常的に接していると、それが通常のプロセスの亜流、属人的偶然、に属するようなこと、しかし、別の視点を与えると、独立した優れたプロセス、そういったものがないかどうかに目を向けるところからスタートしました。バケメイタも、メイタと同じ観点で観ている限りバケメイタなんだが、うろこの形など、よーく見てみるとこれは違うぞ、根本的に違うぞ、そういう点ですね、そういうことに着目するということです。すると意外にあるもんですね、やっぱり。では、バケメイタのご披露とまいりましょうか。

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城島はやっぱ矢のような送球するだけのことはある

プレゼン つかみネタ帳008

【ネタもと】阪神入団を決めた城島のコメント
【使用場面】最初にガツンと
【言いたいこと】スピード感って一体誰のために、何のために
【賞味期限】阪神の城島が活躍する限り

【ネタ例】
城島選手、阪神に決まりましたね。良かったです。ここ数年ちょっと巨人に偏りすぎでしたからね、セ・リーグは。ここらでまたタイガースに頑張ってもらいまひょ。
さて、その城島選手のコメント。これ実に素直なコメントだったと思いませんか?「(阪神が)一番最初に動いてくれて、一番最初に必要としてくれた。誠意が十分伝わった。」こう言ってるんですね。あの城島ですら、不安で仕方なかった、誰も手を挙げてくれないんじゃないかと思って眠れなかった、そう告白しているのと同じですよね。だから、最初に声をかけてくれたところにふらーっと気持ちが傾いた。そうなるといくら王さんが乗り出してももう遅いんですね。いまさらなんやねん、ってことになる。
スピード感、スピード感ってよくいいませんか?私なんぞ顔合わすたんびに「スピード感やで」とうるさい上司がおりまして、ほんとうるさいやっちゃって思ってたんですが、今頃、この上司が「やっぱスピード感やで」とほくそ笑んでる姿が目に浮かびます。
でも、同じスピード感でもちょっと違うと思ってるんですね。この上司のスピード感と城島コメントは。つまり、誰に対して何を発揮したスピード感か、ということですな。
会社、組織が「スピード感」と言う時、大体、組織目標とか、抽象的な市場性とかいうものをぼんやり想定して、はよせな乗り遅れる、他社に負ける、儲け損なう、そういった「あせり」の裏返しが多いんですね。あと、俺の命令だからはよ動かんかい、みたいなもんです。要するに、私のために、自分の会社のために、下々が早く動きなさいという命令なんですね。
ところが城島のコメントはその対比にある。人間、弱いもんでっせ、そんな弱っている時に、具体的に言葉をかけ、掛け値なしの最善の尽くしてくれたら、人間、そら動きまっせ、と言っているのです。スピード感をもって困っている具体的なあなたに目を向ける、という姿勢ですね。これ、似ているようでぜーんぜん違います。ベクトルの向きが違う。
で、こう考えると商売ってのはどんなに算術が長けてもやっぱり仁術なんやなとつくづく気付くということです。スピード感は市場を動かすのではなく、人を動かす、そういうもんなんやと。
城島さんにはあんじょー頑張ってもらいまひょ。
で、私は昨日、すぐ来てくれと貴社の○○さんから呼ばれてすぐ参上したということです。では、○○さん、ぼちぼちはじめまひょか。。

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ヴィトンvsネスカフェ

プレゼン つかみネタ帳009

【ネタもと】ヴィトンとネスカフェの朝日新聞朝刊全面広告
【使用場面】締め
【言いたいこと】結局どっちが企業イメージを高めるのか
【賞味期限】両社の全面広告が続く限り

【ネタ例】
気がつくと新聞のカラー広告増えましたねーぇ。広告不況で掲載料が下がってるんですかね、シリーズものも目にします。最近では万年筆のパイロットさんや時計のオメガさんのシリーズは目をひきましたね。特にオメガさん、シューマッハなんてまさに「サイボーグ」の面目躍如ってところでしょうか。
で、今朝は「ルイ・ヴィトン」さんと「ネスカフェ」さんが全面出されてました。似てるような構成なんですね。全般に静かな画面仕上がりで、登場するのは女性、さりげなく商品。ところが受ける印象は全然違う、それこそ天と地ほど違います。ヴィトンさんのはフェルメールの絵画を思わせる陰影が実に見事で、登場する女性はちょっとジュリア・ロバーツっぽくて気品がある。とにかく女性に目線が集中するんですね。しばらく女性の気品に見とれて、それからようやく、あぁ、これヴィトンなんだ、と気付く。とにかく登場する女性の描き方がよくて、そこが全てを物語るんですね。
一方、ネスカフェさんのは広大な海に目が向く。コーヒーを手にした女性が、灯台からその海を眺めているんですが、こちらはその女性よりも手元のコーヒーに目線が集中する。色使いと配置がそうさせるんでしょうが、パッとコーヒーに視線が向く。それから広大なの景色の中に佇む女性というふうに理解が進んでいくんですね。でも、こちら、コーヒーと女性に観察眼を集中させすぎて、この女性の立ち方がへんだ、とか、妙な細部が気になり始めるんですね。

すいません、描写が長くなりすぎました。結局何がいいたいか、ですね。これ、企業イメージ系の広告としてどっちがいいか、ということなんですね。やっぱりお金もかけてるんでしょうがヴィトンさんはうまい。商品に目線を集中させないのに、品質を語るんですね。ところが、ネスカフェさんはコーヒーを語れていないんです。商品には目線を集めるのに、一向にそれが企業イメージに繋がっていない。むしろ、何でここでガラス製のカップにホットコーヒーなんだ、と違和感すら感じる。失敗ですね、これは。

結局、今日のプレゼンでも申し上げた通り、やるなら細部をきっちり詰めるということが重要ではないかということです。ご予算の制約の中でどれだけのことができるか、ご担当の方々のご苦労は本当によくわかります。しかし、やりたいことを絞ってでも、細部にまで行き渡るコンセプトを統一する、それによって企業イメージはむしろ高まる、ということをお伝えしたかったのです。私どもの今回のご提案骨子はここでございます。どうぞ、ご参考ください。

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マイクロミニピッグの受難

プレゼン つかみネタ帳010

【ネタもと】朝日新聞記事「医学研究用動物 豚に注目」
【使用場面】矛盾するA案B案を併記した場合
【言いたいこと】そう、スパッと切って捨てることもできませんよ
【賞味期限】人類が動物実験しなくても不老不死を手に入れられるようになるまで

【ネタ例】
えー、ということで本日はA案、そして矛盾するようですがB案、あえて併記させていただきました。どちらを今後の継続案件とするかは、皆様方のご選択ご指示をお待ちしたいと思います。

なぜ、絞らなかったか?そうでございますねぇ、たまたまある新聞で医学研究用に供せられる豚の記事を読んだからでしょうか。すいません、唐突で。

マイクロミニピッグ、ってご存知ですか?ペット用の豚をさらにひと回りふた回りも小さくしたものらしいんですね。一般にミニ豚ってのは、ミニといっても1年後に50kgくらいまで成長するらしいんですが、このマイクロちゃんはせいぜい18kg程度にしか成長しない。ミニ豚の突然変異でできたらしいんですね、そりゃもうかわいいもんです。この豚が今、医学用に注目されてるらしいんです。これから様々な苦痛を与えられることになるんでしょう。マイクロの受難ですね。

豚って人間に臓器の大きさが似ていて、そもそも実験対象として都合がいい。そこに、この小型化で一気に注目が集まっているらしいんです。で、このマイクロちゃんを使っての実験はですね、たとえば、若年性糖尿病の原因遺伝子をそもそも組みこんで糖尿病モデルに安定生産するとか、肝硬変の実験で肝細胞を小腸に移植しそこに肝臓に流れ込む血液をバイパスさせて肝機能を代行させるとか、軟骨をわざと損傷させた豚の関節内に遺伝子操作した幹細胞を移植して観察するとか、複雑な手術の実験台にするとか、まぁその記事を見てるだけで体が痛くなるようなそんな感じでした。

ところが、そこに載っているマイクロちゃんの写真はホントかわいいんですね。自分の身に迫る受難をまったく知る由もなく、ただただ無垢でかわいい。

哀れですよね。ところが、これ、ぜーんぶ人間のための犠牲なんですね。当たり前ですが。この犠牲の上に人間は不治の病を克服するわけです。ある生の犠牲により別の生が成り立つ。そもそもこれは自然界の掟で、別にマイクロちゃんを持ち出さなくても、食卓にのぼる黒豚クンでも同じことですですが、ちょっとこの記事が無垢な写真と痛そうな実験とのあまりの落差だったものですから、特に気になったということなんでしょうけど。

しかし、この矛盾、解消できるものでもない。かわいいマイクロちゃんを救え、と声を大にするのと、難病で苦しむ人を救え、ということに、本来、どちらが正しいとかどうすべきか、ということは判断つかないんですね。結局、黙って見過ごすしかない卑怯な自分に気づく。本来、生命として、人間とマイクロちゃんんに、どれほどの違いがあるんだろうか、と思ってしまう。

糖尿病予備軍の私としては一刻も早い完全治療薬が欲しいと願う一方、マイクロちゃんが実験でブヒブヒ啼いているのも忍びない。

矛盾しているのです。

人間社会はそうそうスパッと割り切れるものばかりじゃないですよね。どーも効率化や経済合理性を掲げりゃぜーんぶ割り切ってもいい、という風潮は変わってない感じもしますし、プレゼンでいろいろ皆さんの意見を聞いていてもスパッとキレ味のいいものが多い。

しかし、悩む、逡巡する、そういう段階があってもよいのかな、とは思うんです。個人的にですが。それであえて併記しました。

すいません、出来の悪いプレゼンなのでちょっと言い訳でした。。

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