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下ネタでニヤつく龍馬

プレゼン つかみネタ帳027

【ネタもと】文藝春秋増刊くりま表紙「笑顔の龍馬」
【使用場面】新商品開発をテーマにしたプレゼンの合間の休憩が終わって再開直後のつかみ
【言いたいこと】現代人の自己肯定的な気分に阿る商品はダメですよ
【賞味期限】2010年の大河ドラマが終わるまで

【ネタ例】
来年のNHK大河ドラマは坂本龍馬ですか。男前の福山さんが演じる。この時期になると大河ドラマの主人公を巡る書物や何かが確かに増えますよね。去年の今頃は直江兼続もの一色でしたから。

で、龍馬の姿というと例の有名な写真、演台みたいなものにちょっと寄りかかった立ち姿で、遥か未来を遠望するような眼差しのあの写真が有名ですよね。龍馬って言うと無意識にあの写真を思い起こし、ちょっと難しい顔をして未来に思いを馳せるというイメージで見てしまう。一枚の写真がほとんど龍馬のイメージを固定化させてしまっている。

ところが今朝、朝刊の広告欄に掲載されていた「笑顔の龍馬」っていう絵、これはなかなか興味をひくものでした。右手を懐にはさみ、身を乗り出すようにして談笑する龍馬が描かれている。下世話な話でもしているのか、笑っていると言うよりニヤついてる感じで、意外性のある表情なんですね。身近に感じると言えばそうですし、歯を見せて笑う姿はちょっとあまりに現代的かな、とも思いますが悪くはない。龍馬に対するステレオタイプのイメージを打破した、なかなかのものだと思います。

しかし、私、この写真をみて死んだ祖父を思い出したんですが、本当に龍馬はこんなふうに笑ったんだろうか、とふと疑問に思ったんです。明治40年代生まれの祖父はいつも苦虫を噛み潰したような顔をしていた。さも人生不愉快なことばかりだ、と言わんばかりの顔をです。そりゃ、笑ったこともあったでしょうが、にこやかに談笑、というイメージからはほど遠い。祖父の生きた時代はここに描かれている龍馬の時代からはずーっと下ってはいますが、私の記憶に残る明治の欠片、そこから類推する幕末のイメージからはどうしてもこの龍馬のニヤついたイメージは想起されないのです。

これはきっと私の固定観念が強すぎて人物像を歪めているのかもしれない。龍馬とて生身の人間ですから、喜怒哀楽もあったでしょう。龍馬は喜怒哀楽のはっきりしたタイプだったと言う伝えもありますから、この絵の方が正しいのかもしません。

それでも、この絵はやはり現代人の感覚で龍馬を類推したものであって、この絵も龍馬の実像ではないのでは、と思うのです。最近、歴史の再評価があちこちでブームのようですが、これらと同じ、過去の実像に現代人の感覚をむやみに注入しすぎている気がしてならない。結局、現代人にとっては都合のいい解釈だけど、本当の姿はますます見えにくくなるのではないか、隠れてしまうのではないかと思うのです。

そこには時代感覚に阿る、といいますか、現代こそが至高だという無意識の自己肯定があって、これらは今の社会制度全般のリセッション期にあってはちょっと違和感を禁じえない。もともと、どうだったか、本来どうだったかという、地味で地道なことを横道においてしまうような気がするのです。

歯を見せて笑った龍馬の姿は面白い。気を衒う。しかし、その絵の続きには、ステテコ姿で安っぽいバラエティー番組を観て笑う現代日本人にすっかりなってしまった龍馬が出てきそうでちょっと幻滅する。

そうなんですね。最近の「新感覚」とか「新機軸」、「再評価」とかというものにこの手のものが多い気がするんですね。このリセッション期にあって本当に見直さなきゃならなくなっていることは、もうちょっと違う気がするんです。この現代人の自己肯定的な意識を破るところ、そういう次元で起こっているような気がするんです。

新商品開発というテーマにどこかで通じるところがあるような気がします。余談でしたが。
では、ご説明を再開させていただきます。
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